便秘、実は肌荒れのもとなんです。。。
2016/02/11
便秘はお腹の不快感だけじゃない。美容の大敵!
毎日を健康に過ごしたい。誰しもそう願いますよね。そしてそれが、美容にも一番です。
病院に行くほどではない体のマイナートラブルの筆頭のひとつは、便秘ではないでしょうか。
たかが便秘、されど便秘。便秘はお腹の不快感だけではなく、なんとお肌の調子にも悪影響を及ぼします。
吹き出物ができたり、ガサガサしていてファンデーションののりが悪い・・・。
スキンケアはもちろん大切ですが、その前に、便秘をしていたらまずそちらを治しましょう!
便秘が有害物質となるメカニズム
それでは、なぜ便秘をするとお肌が荒れてしまうのでしょうか。
そもそも便は、もともとは口から食べた食べ物ではありますが、消化吸収を経て、必要な栄養素をとった後の老廃物です。
つまり、不要なもの。
不要なものが、腸の中に居座っている状態が便秘です。
本来、すみやかに排出されるべきものが、お腹の中に溜まっていると、腸内で発酵がすすんでしまい、ガスや有害物質を生成してしまうのです。
便秘がお肌に悪い理由
体内に溜まった有害物質
腸内でできてしまった有害物質は、便として排泄されれば良いのですが、便秘だとこれが困難な状態になっています。
出口のない有害物質は、腸壁を通って血液にのり、全身に巡ってしまいます。
そして、皮膚を通して外に排出しようとするのです。
これが肌荒れの原因。
もともと、皮脂などを排出するはたらきのある皮膚ですが、有害物質が多い状態だと、その排出に手間を取られる形になり、通常の肌細胞の働きだけではとても追いつかなくなります。そして新陳代謝が悪くなり、肌が荒れてしまうのです。
腸内細菌のバランスの悪化
また、便秘は腸内細菌のバランスも悪くしてしまいます。
善玉菌の働きを抑え、悪玉菌が優勢になってしまうのです。
こうした腸内環境の悪化は、自律神経をも乱してしまいます。
自律神経は、新陳代謝にも大きく関わっているので、乱れてしまうと荒れた肌を健康な状態に戻す力も弱くなってしまうのです。
お腹の中からキレイを目指そう!
つまり、便秘は「百害あって一利なし」の最たるもの。
慢性化するとなかなか治らないので、普段から予防するよう心がけましょう。
食物繊維を多く含む野菜を積極的に食べたり、善玉菌を増やす乳酸菌(ヨーグルトや発酵食品など)を意識して食事に取り入れると効果的。
また、腹筋の力も大切なので、普段から運動をして適度な筋肉をつけたり、睡眠不足にならないよう生活習慣を整えることも便秘の改善とつながります。
「お肌は内臓を映す鏡」といわれています。
まずはお腹をキレイにし、お肌も健やかに保ちたいですね!