消化の良い食べ物一覧
体調が悪い時は、消化の良い物を
風邪気味で食欲がない、なんだかお腹の具合が悪い・・・。体調が優れないことは、誰にでもありますよね。そんなとき、よく「消化の良いものを食べましょう」というけれど、消化が良いとはどういうことなのでしょうか?
また、消化の良い食べ物とはどんなものなのでしょうか。
消化が良いとは?
「消化が良い」とは、簡単にいうと
・胃や腸にとどまる時間が短いこと
です。
そのためには、
・胃腸を刺激しないこと
・食物繊維が少ないこと
も含まれます。
そのような条件を満たした消化の良い食べ物をまとめてみました。
おかゆ
日本人に馴染みの深い「消化の良い食べ物」といえば、やはりおかゆです!
炭水化物は胃の停滞時間が短かく、さらに柔らかく煮てあるおかゆは消化が良いとされます。
おかゆほどではないですが、やわらかめに炊いたご飯も消化が良いです。
温かいうどん・にゅうめん
うどんやそうめんを温かく、やわらかく茹でたものも消化が良いです。
刺激物を避けるため、七味唐辛子やわさびなどの薬味は抜いたほうが良いでしょう。
トースト
パンも炭水化物なので消化が速いです。
ただし、油脂類の多い菓子パンや調理パンは避け、食パンを軽くトーストしたものが良いでしょう。
固い耳はとり、バターは塗らないほうがベターです。
湯豆腐
お豆腐は柔らかく消化が良いです。温めるとより良いので、湯豆腐でいただきましょう。
木綿よりも絹ごしのほうが◎。
茶碗蒸し
卵は卵焼きや目玉焼きよりも、茶碗蒸しのほうが良いです。手間が気になる場合は、半熟のゆで卵でも良いでしょう。
生卵は胃に負担がかかるので、消化の観点としてばタブーです。
小松菜、キャベツ、チンゲンサイなどの葉物野菜
食物繊維は基本的に消化に悪いですが、葉物野菜は柔らかいので大丈夫。
細かく切り、くたくたになるまで茹でると良いでしょう。
カステラ、ビスケット、卵ボーロなど
体調が悪くても、お菓子を食べたい・・・。そんなときは、カステラやビスケットが消化に良くオススメです。
ただし、生クリームやバターが多く含まれるものは消化が悪いので控えましょう。
消化の悪い食べ物
反対に、消化が悪く胃腸に負担がかかるのが、揚げ物などの脂っこい物、香辛料の多い刺激的な物、固い物、冷たい物、アルコールなどです。
体調が不十分なときはこのような食品は避け、調子を整えてから少しずつ食べるようにしましょう。
その他にも・・・
消化の良い食品は、胃や腸にとどまる時間が短いことから、便秘のときにも良いとされています。
また、お風呂や使い捨てカイロ、腹巻などでお腹を温めてあげることも、消化を助けることができます。
胃腸の調子が優れないときなどは、試してみてくださいね。